懐風藻 (講談社学術文庫)価格: 1,313円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 個人的に万葉集で、思わず涙してしまうのは、大津皇子の悲劇を中心にした歌の数々。 大津皇子や姉の大伯皇女の歌を口にすると、そのあまりに哀切な響きに目頭が熱くなります。 自分はまったく学歴も教養も経済力もない人間なのですが、文武に優れたといわれる大津皇子の 漢詩が読めるということで、思わずこの本を買ってしまいました。 さっそく「臨終」などを読んでみましたが漢詩でもまた感動...。 折口信夫『死者の書』とともにファン必携の一冊ではないでしょうか。 文庫本としては、大きなマーケットを望めないジャンルなためか、ちょっとお高いのが残念ですが、 買って損はないと思 |
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漢文 (高校中級用) (1日1題30日完成)価格: 306円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 漢文の基礎を短期間でおさらいするのに向いています、ただし、 同シリーズの初級用と組でやらないと必要な基礎がそろいません。 はしがきの中で本書の編集は、初級用で基本的な助字を習得する ことを目標として、それについで中級用で基本的な句形を一通り 学習できるようにしたと述べています。 本書は使い易い問題集です。初級編と併せて60 日完成ですが、そんなことは気にせず1週間から10日くらいで やっつけましょう。また初級用・中級用にもに、綜合演習の問題 を除いて全て短文形式の問題になっています。入試に備えた練習 をするには上達用に進むか別の入試問題集に |
(フィードバック式)漢文語彙字典 必修漢字 450と句法価格: 800円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 巻頭は漢文の句法を例文を用いて説明してあります。どのように日本語に訳せばいいか書いてあるので、非常に便利です。 そのあとは上段と下段に分かれています。上段は必修漢字、下段はチェックテストになっています。上段で暗記したことを、下段ですぐ確認できるようになっているので、効率よく覚えられます。また区切りごとに、フィードバックテストというものがついていて、そこで総復習できます。 巻末には故事成語や中国の文学の解説などが載っています。暗記に疲れたときにパラパラと読むのに最適です。 音訓索引や語句索引もあるので、ちょっとした辞書にもなります。漢文を読むときは横においておきたい本です。 |
狂雲集 (中公クラシックス)価格: 1,575円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 一休さんは80才位まで長生きして、愛人が居たそうな。 その愛人との事を書いてるって言ってたよ。 自分は本を読まないからわからないけど、 この「狂雲集」ってのはちょっと読んでみたいなあと思いました。 けど、訳さなきゃわからない古語で、 しかも訳してもよくわからないとなると・・・。 |
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漢詩のこころ 日本名作選 (講談社現代新書)価格: 798円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 著者の「漢詩のたのしみ」は中国の漢詩が中心であったが、本書は
日本の漢詩中心で古代から近代までカバーしており日本史も学ぶこと
ができる。漢詩を通じて菅原道真、乃木希典らの人となりも見えてく
る。ただ見えてくるのではなくその心境を共有することさえ可能で
ある。日本人にとって漢詩とはそういうものであった。筆者のような
素人も漢詩に親しみを感じさせてくれる好著である。 |
詩経 (新書漢文大系)価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 三百余篇から八十篇が選択されている。本文は、原文(返り点付き)、読み下し文、解釈(口語訳)、背景(解説)のおなじみのパターン。学術性が濃厚で、専門的書な大部な「新釈漢文大系」を簡約化したものゆえ致し方ないなもしれません。同じ著者(石川忠久博士)の「漢詩への招待」(文春文庫ー文句無しの名著!)での「詩経」のタッチとは大違い! 硬と軟の両極端で、同じ人が、対象読者によって、こうも書き分けられるのかと驚きを禁じえません。
同じ詩での解説もかなり学術的で、口語訳も微妙な差があり、両書を読み比べてみるのも結構面白いです。「詩経」はまず祭祀、祝頌、祖霊のためのもであることを念頭においておかな |
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受験生のための一夜漬け漢文教室 (ちくまプリマー新書)価格: 819円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 内容は、
父娘の対談形式で進んでいきます。
まず、日本語と漢文の深いつながりを説き、
漢文の表現の形や
この表現にはこの文字が使われますよ
っていうルールを
一つづつ例文と現代語訳を挟みつつこなしていきます。
このルールを問題文の中に当てはめていけば、
センターレベルなら案外簡単に読解できますよ
みたいな感じです。
これ読んだだけでずいぶん読解が楽になりました。
当方つい最近まで受験生で、
実際にセンターも受 |